コンセプト

心とからだをゆるりとほどき
絡まりを解いて結びなおすと、
人はこんなにも、いい顔で笑う。

「いろ」

世界は、いろどりに溢れている。
肥えた土、瑞々しい木々、したたる水滴、雲からさす日の光、
生命力のほとばしる山菜の肌艶。
世界とつながって、わたしたちは生きている。

しかしいつしか、わたしたちは
目の前のことに精一杯になり、
その「いろ」を見失う。

わたしが世界とつながり、
ゆっくりと心とからだに目を向けてゆくことで、
あらためて世界は、「いろ」に溢れていることに気づくはずだ。

「むすび」

人の心は糸の重なりでできている。
誰かを思い出す味、雨が降ると巡る感情、
香りと共に覚えている旅、景色を見て浮かぶ音楽。
感覚に刻まれた 記憶の一つ一つは、
心の中にできる、特別な「むすび」目となる。

しかしいつしか、わたしたちは
目の前のことに精一杯になり、
その「むすび」目は褪せてゆく。

心をゆるりと解放し、体の中へ大自然の恵みを巡らせると、
心の琴線に触れた、かつての「むすび」目に気づくはずだ。

  • いろむすび山菜屋

    からだに季節がめぐる一口を。

    山菜を摘み、灰汁を抜き、初物を口にする。
    母が作った春の料理の記憶と共に、
    暖かな散歩道や、カエルの声、草の匂いを思い出す。
    味覚と心は、どうやら近い距離にあるようだ。
    ふわりとした苦みとエグ味の香る山菜料理を一口食べると、
    からだに大地の命がめぐり、心が春色に彩られていく。

  • いろむすび山菜屋

    心に結び目をつくる一日を。

    春は山菜を摘みに山へ入り、
    夏は畑の土を踏み締めて色とりどりの野菜を収穫する。
    秋は鮭の泳ぐ川で命を感じ、冬は囲炉裏を囲んで暖まる。
    四季折々の旬なものごとを、からだ全体で味わう体験は、
    忘れられない結び目となり、心を強くしてくれる。